みどころ                        
どこまでも真っ直ぐに伸びた道。おもいきり自分で運転したいという衝動にかられた北海道。
日本最後の秘境といわれた、大自然知床を海上ウオッチングしたいとおもっていたが、高波ということで望み叶わず。
でも車窓から眺める海の雄大さは、感動もの。名も無いような小さな駅。思い出した。
高倉健主演の網走番外地に出てくる駅だと。胸が騒ぎ出し思わず口ずさんでしまった。 ♪ ♪
♪追われえ〜 追われ この身をふるさとで かばってくれた可愛い娘
網走監獄。ここの監獄定食が美味しい。麦めし・さんまの焼き魚・春雨の酢の物・みそしる・つけもの
オホーツク流氷館。流氷の天使クリオネ。見ました。翼足泳ぐ姿はまさに天使。 
体験室では、毛皮のコートを借りマイナス18度の部屋で濡れたタオルがカチカチ。まっすぐに立ちました。
北海道立北方民族博物館では、民族衣装に身をつつんで記念撮影。
美幌峠は雨にけむり視界悪い。バスの中に主人を残し1人峠まで。ここにも美空ひばりの歌碑あり。
霧に抱かれて 静かに眠る〜  まさに歌どおり   残念。 学生時代に来たときは、はっきり見ることが
できたのだが・・ バスとお別れして摩周駅で汽車を待つこと1時間19分。本数が少ないのだから仕方ない。
仲間もおり、退屈はしない。駅構内に足湯があり、つかりながらお互い故郷自慢に花をさかせる。
売店に弁当頼むと、注文受けてから発注。さば寿司が良い。というよりこれしかない。
釧路本線に16分 乗るために、なんと1時間19分待った私たちも立派。
川湯温泉近くにある屈斜湖は手で掘ると、暖かいお湯がでてくるので足を入れる。
名横綱大鵬の生家を訪ねる。小さなおみやげさんを営んでいる。お兄さんは横綱に瓜二つ。
とくに買うものも無く、家をジロジロ。ホテル近くのニシパの店でニポポ人形を求める。旅の記念に。
北海道川上郡弟子屈町字川湯市街地屈斜路通13番地1 こんなに長い住所でした。
釧路本線の中で地元のおばあちゃんたちと、仲良しに。川湯から釧路まで約2時間の旅。情報収集には
もってこい。釧路駅に着くと教えられたとおり、荷物をコインロッカーに入れ、和商市場に。
驚いたね。其の大きさに。大好きないくら・かに・鮭を家に送る。そしてもう一つの楽しみの弁当。
先ず 飯を200円で買う。ついで自分の好きな魚を好きなだけ買う。そしてこの飯の上にこれでもかという
ほどのせる。自分好みの海鮮丼のできあがり。市場だけに新鮮な魚がいっぱい。
これをその場で食べるも良し。私たちは札幌までの4時間で楽しむこととした。なにしろ特急で4時間だ。
札幌から今夜の宿泊地の小樽到着は16:7。朝川湯を8:17にでたのだから、実に8時間は異動に要した。
恋焦がれた小樽運河の脇のホテル。
石造りの倉庫が立ち並び、古い商家が軒を連ね、まるで明治・大正にタイムスリップしたような古い街。
石川」啄木が新聞記者時代をすごした街でもある。学生時代 祖父が啄木と友達だったという友の影響で
私もいつのまにか啄木ファンになっていた。
 子を負ひて 雪の吹き入る停車場に   われ見送りし妻の眉かな
小樽の良さは始めてきた人でもなぜか懐かしくさせる。そんな静かで古き良き時代の遺産がある街だった。
もう一度訪れたい街のひとつ。
運河にそって夜の散策もおつなもの。年甲斐もなく主人と手をつないで肩寄せ合って歩いた。
最後の日は札幌にでて、北大のクラーク博士に逢いに。そして札幌ビール工場見学。ジンギスカン鍋に
舌鼓を打ち、美味しいビールを頂く。キリンビールが好きだがさすがここでは、サッポロ。
大通り公園・時計台。やはり観光スポット。
札幌17:12 憧れの寝台特急 北斗星2号に乗車。翌あさ9:41上野着。
主人いわく 夜くらいなかを走るのだから、北斗星でなくとも。 あ〜あ いや。
車窓から眺める夜景もまた格別。食堂車には少しおしゃれして出かけた。ワンピースに着替え、耳や首に
光るもの付けて。ワインを片手に少々セレブな気分をあじわいつつ。楽しかった夫婦2人旅にに乾杯。
そして この旅をプレゼントしてくれた3人の子供たちに幸あれと。